March 14, 2005

『となり町戦争』

まともに小説を読んだのって、いつぶりだろうか。
小説を読む(というか自ら望んで本を読む)という習慣をなくして久しいのだけれど、あまりの煽り文句のすごさに手にとってみた。

全編ぶっ通しで、しかし何度も行ったり戻ったりしながら読み通して、悪酔いいたしました。

無駄のないセンテンスを積み上げ積み上げ見えてきた風景の向うに辿りついたほんの僅かな足場が、次のページで音を立てて崩れる。そんなことの繰り返しでしたので。

悪酔いしたのは、福岡や北九州を思わせるパラレルワールドで行われる、合理的な将来予測とグロテスクなまでに正当な手続きを経て遂行される「戦争事業」が、パラレルワールドのものだという確信が持てなかったからでしょうか。
「空爆」のニュースを聞き、「災害」の死者数を確認するたびに、株価と為替を気にしてしまう我々には。
(まあ昨日あんなエントリを書いていてナンですが)

是非手にとって欲しいので、こんなところでやめておきます。


そういや昨日、「林家正蔵」襲名披露の警備(@鈴本、上野駅、寛永寺)をしました。
石原軍団追っかけのおばちゃんパワーに押されまくったので、足腰がガタガタです。しかし主役そっちのけで舘ひろしはカッコよすぎた~

結構目立つところで警備をしていたので、朝のワイドショーにチラッと映るかも。
CXの笠井アナが司会だったので、「とくだね」での報道が多いかな。

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