October 28, 2004

マイヤヒー続報&「社会が壊れる」について

とりあえずこれが、現時点での日本語で見聞きできる「マイヤヒー」情報の決定版でFA?

不可思議音楽
オゾンそのものの情報は、O-Zone-Hallへ。

英仏西語版に、おまけにポーランド語、もちろん日本語訳もあるので、別に必要はないけど、ルーマニア語っていうことで、イタリア語とかわかる人には、結構意味取れそうなんじゃない?
僕のほんの僅かなポルトガル語知識でも、雰囲気ぐらいわかりました。

やっぱり、だったけど、「ピカソ」は「ピカソ」だったね。


6ヶ月前から時々使っている言葉、「社会が壊れる」について、いつかはしっかり書かなきゃ、と思ってはいるのですが、とりあえずはこれを読んでみてください。この文章の中で「コミュニティ」と呼ばれているものが、僕が「社会」と呼んでいるものです。

解体され具合は、底流ではサッチャリズム期のイギリスより現在の日本のほうがはるかに深刻かもしれないのに、表層に出てくる病理はあまり目立たないから、この国ではダニー・ボイルも生まれないのね。

一言だけいっておくと、サッチャリズム期の英国でも、小泉期の日本でも、「コミュニティの復権」を叫ぶ保守派こそが、こぞって社会を解体する方向を後押ししているという印象があります。表層的でクソみたいな「伝統的価値」に拘ってる場合じゃないのにね。
そんな裏で、同じ船に乗っているフリをしながらほくそえんでいるのは誰なのかを、考えていかなければいけないはずなのに。


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おまけ

ちょっと懐かしくなってしまったので、いろんなものを検索。

クロアチアのハウスその他のポップ・ミュージックを聞きたい方は、こちらへ。
無論、フリーダウンロード可です。

ドブロブニクから更にモンテネグロ国境に近づいた田舎町、ズヴェコビッツァのガキどもに一番人気だったのは(←どういう意味のある情報なんだ、それ)、JINXというユニット。
それもしっかりあります。そうそう、これこれ。

便利な時代になったね~♪

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October 27, 2004

マイヤヒー

こんなのをここに来てmasa-nさんに教えてもらうなんて、ヨーロッパもダンスフロアもはるか遠くになりにけり、と。

このモルドバ発の曲に関する、ヨーロッパ大陸を股にかけた悲喜こもごもは結構おもろくて、ぜひぜひここを参照してください。

個人的には超懐かしい音。
2000年のダルマチアの悪ガキ(もちろん全員失業中)たちは、ビール飲みながらこんなのを延々と聴いてた。
(そういや、本家サイトのクロアチア旅行記、全然更新してないことも思い出させられた。自分としては珍しく、この旅行は詳細な日記をつけているからいつでも書けるのだけど、いざ一番面白いとこにさしかかると、「うーん、これは書けねぇべ」な感じで、興が削がれるんだよね)

こういう音、確かにイタリア人は大好きなんだよねぇ。
まあ、往年のイタロハウスのお膝元だし、それにテラロッサや黒土の香りをたっぷり振りかけたこんな音は、彼らのノスタルジアを伴った馬鹿騒ぎにはピッタリなんでしょう。クストリッツァ監督の『黒猫・白猫』にも、こんなテイストのセルボ・ハウスが結構出てきたような。

でもこういう音は、数年前までのいい加減な感覚からすると、大体イタリア、フランス、スペインやギリシャでは流行るけど、よほどのビッグヒットにならないと、ドイツやイングランドまでは上陸しないんですよね。イギリス留学時代にも、このテのダンス・ミュージックの好みをみると、やっぱラテン圏ってあるなぁ、ってよく思ってたような覚えがある。
同じ東欧でも、チェコあたりは、もっとフランクフルト風やらロッテルダム風のハードハウスっぽいイメージがあるしな。
で、その両者の最大公約数がイビサのバレアリック・ビート、みたいな。

ヨーロッパのダンスフロアって、大づかみはそんな感じでよかったっけ?
って誰に聞くわけでもないですが、教えてエライ人。

しかしそんな御託はともかく、このオリジナルのPV見ると、やっぱ個人的に好きだな、このテイスト。
何だか理由はよくわからないんだけど、ラテンとスラブが掛け合わされたあたりの地域のユースカルチャーのセンスって、何だかちょうど痒いツボにはまって、理屈ぬきでビンと来ることが結構あるんだよね。

上のリンク記事には、彼らはひょんな偶然がなかったら、英語曲でのイングランド進出を考えてたそうだけど、しなくて(できなくて)大正解だっただろうね。
この曲の泥臭さ、つまりは「中心との(空間的/時間的)距離感」さえも、いやそれこそが、商売のタネになる時代だからね。一発屋=色物としてなら、ということにはなるだろうけど。

ただその果てには、僕らみたいな極東のネット厨にまであんな形で超短期間に消費されることになってるわけで、そんな瞬間的なハイプ→一気に潮が引く人生と、なけなしの英語曲でロンドン上陸→鳴かず飛ばずですごすごとモルドバのアイドルに出戻り人生と、本人たちにとっちゃどっちが詰まるところ幸せか、って言われればよくわかんないところもあるけどね。
もうこうなっちゃったら、退屈極まりないキシニョフに引っ込んで真っ当な人生は送れないだろうからなぁ。

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