June 26, 2009

サブカルチャー、地域意識、ジモトつながり:郊外の現在

毎年何のかんのと、何らかの形で足を運ぶことの多い「カルチュラル・タイフーン2009」という文化研究の国際学会(いつものことながら説明するのがメンドクサイ)に、今年は学生たちの報告のオーガナイザーとして参加いたします。

昨年度筑波大学の学生たちが、「社会調査実習」という形で柏で行った量的・質的な調査の一部を、「サブカルチャー、地域意識、ジモトつながり:郊外の現在」というセッションで報告し、五十嵐は当日は司会に回ります。
また、北田暁大さんにコメントをお願いすることになっています。

取り上げられるテーマは、プラットフォーム事業でのアンケート調査の二次分析、アートスペースのMONAIZO、ライブハウスとクラブ、ウラカシ古着店、といったところで、郊外的なるもののボリュームゾーンを考える上でかなり興味深い内容になっているかと思います。
またカルチュラルタイフーン自体、国際学会とはいっても、非常に緩やかなものですし、ライブパフォーマンスやめったに見れない世界各国の映画上映なども多数予定されているようですので、お時間ある方はいろいろとお楽しみいただければ幸いです。

「郊外の現在」パネルの日時は、7月5日9時30分から(~11時10分)に設定されております。
日曜の朝早くから大変恐縮なのですが、遊びに来ていただければ幸いです。

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April 09, 2009

『POSSE』第3号--「『銭ゲバ』は貧困にどこまで迫ったか」

1週間ほど前ですが、ここ数年関わりを持っている若者労働関係のNPOの出している雑誌、『POSSE』に対談「『銭ゲバ』は貧困にどこまで迫ったか」が掲載されました
文化と労働それぞれの周囲のイシューを接合することを目指す『POSSE』では、いつも労働に関する第1特集と、何らかの文化的なものに関する第2特集があるのですが、今号はその第2特集がテレビドラマだったわけです。

対談では、「銭ゲバ」を中心にしながらも、90年代~00年代の格差・貧困・労働をめぐるドラマとその変遷を一通り概観しようということで、結構いろんな作品に言及しています。
20年間何となくダラダラとテレビドラマを見てきた自分としては、まずこんな機会もないし、入試業務ぎっしりの時期の気分転換によさそうと思ってお引き受けした仕事でしたが。。。
ネット上のデータベースと記憶を頼りに探していくと、見なきゃいけないドラマがあるわあるわ・・・
結果、毎週3000円以上DVDを借りたり、動画サイトをつけっぱなしにしたりする日々が続くとは・・・そして本当につまらないドラマを見続けることほど辛いことはそうそうない、ということを学んだのは大きな収穫でした(笑)

ともあれ、中にはあらためて見て結構面白かったもの、初めて見て引き込まれたドラマも結構ありますので、「銭ゲバ」プラスそういった作品--「コーチ」、「OLにっぽん」、「ハゲタカ」、「恋に落ちたら」といったあたりですね--を中心に、座談会では論じています。
広く浅くではありますが、平均的な大学生ぐらいを念頭にいろんな論点は詰め込んでみましたので、何か考えるきっかけになってくれると嬉しいですね。


メインの第一特集は、「派遣切りされたのは誰か」ということで、hamachanこと濱口桂一郎先生も「読み応えある」と取り上げてくださっています。

今号から『POSSE』は、amazonなどでも買えるようになりました。
ご関心のある方はぜひどうぞ。

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March 04, 2009

「場所の力」

どうも、毎度のことでごぶさたでございます。

週末は大阪でシンポジウムに参加します。
昨年はらたけ君に誘われて参加した文庫本、『こころのたねとして』企画の一応のまとめみたいなもののようです。

エンテツ師匠と「都市の隙間」「貧乏くささの居場所」をめぐって対談するのですが、銭に縁がないズラなふたりが再開発(ジェントリフィケーション)に反対してくだを巻いて終わり、というものにだけはしないつもりです。
このシンポジウムの打ち合わせのメモも含めて、すでにエンテツさんは、何度もブログネタにしてくれてるんだけど、 こんな話がたくさん出てくると思います。

これに呼応するファクトとして、意外とこの一年柏のイベントで行ってきた量的調査の結果がバシッとはまりそうな感もあり。

とにかく、ここ数週間、入試だ何だと目先のタスクをこなす毎日だったので、大阪で2日間リフレッシュしてくるのはとっても楽しみ。
ああ、そうそう、ラッパーのSHINGO☆西成さんもいらっしゃるので、彼目当てで来てくださるのもよいかも、です。

関西にいらっしゃる方がいたら、ぜひ遊びに来てくださいね。
以下、シンポジウム内容の転載です。


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シンポジウム「場所の力——歩きながら考える」


2007年7月、他者の記憶を聴き取り、朗読する舞台「こころのたねとして」が、フェスティバルゲートにおいて開催された。
この試みは、2008年4月に文庫本『こころのたねとして——記憶と社会をつなぐアートプロジェクト』として書籍化され、いまもなお継続されている。これらの取り組みのなかで、次第に明らかになったことがある。他者のこころのなかにある記憶を引き出し表現するという営みは、「場所の力」を呼び覚ます試みにほかならない。そして、呼び覚まされた「場所の力」は、他者と共に生きるための手がかりとなることを、わたしたちは確信している。とはいえ、「場所の力」とは一体なにか、と問われたとき、そこに単一の答えがあるわけではない。その言葉の意味は、さまざまな定義に開かれた状況にあってこそ、多様な実践のなかで豊潤なものになっていくだろう。文庫本『こころのたねとして』においては、「場所の力」と題する章を設け、都市研究やプランニング、メディア研究といった、分野の異なる研究者と協働をおこない「場所」をめぐる考察を展開した。本シンポジウムは、さらに多様な立場の研究者/実践者との対話のなかで、場所の力をめぐる議論を社会化する試みである。

でもね。思考や実践というものは、目的地のない歩行のように、あちらこちら紆余曲折するものなのですよ。このシンポジウムもまた、そうでありたいと思います。いっしょに散歩に出かけましょう。

◇3月7日(土) 13:00〜18:00  入場無料
会場:大阪市立大学都市研究プラザ高原記念館
大阪市住吉区杉本3-3-13大阪市住吉区杉本3-3-138
tel.06-6605-2071
アクセス:JR阪和線杉本町駅から徒歩5分
地下鉄御堂筋 線我孫子駅から徒歩20分

◇構成
1部  ドラマリーディングライブ「こころのたねとして」(13:00〜14:00)
出演者
・SHINGO☆西成・岩橋由梨・上田假奈代

2部  シンポジウム「場所の力をめぐって」(14:30〜18:00)
総合司会:原口剛
「対話が生み出す場所の力」パネラー:永橋為介×上田假奈代
「場所をつくる/メディアをつくる」パネラー:櫻田和也×成田圭祐
「都市の隙間——<貧乏くささ>の居場所をめぐって」パネラー:五十嵐泰正×遠藤哲夫

展示 「あしたの地図よ」 
釜ヶ崎「こどもの里」ワークショップにおけるこどもたちの作品展示

司会者・パネラーのプロフィール

五十嵐泰正(筑波大学専任講師/都市社会学)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。東京・上野の商店街で社会学的な調査に取り組むかたわら、34年間暮らしてきた千葉県・柏でまちづくり団体にも関わる。主な仕事に、「都市における多様性をめぐるいくつかの断章」『年報社会学論集』第18号、「異郷に生きる アウェイの戦い」『現代思想』Vol.35-7(アンジェロ・イシ、洪貴義との鼎談)など。

岩橋由梨 (ドラマスペシャリスト・表現教育家)
演劇的手法を用いてコミュニケーションを体験していく「ドラマ」をベースに「コミュニケーション・アート」としてプログラムを独自に開発する。劇団ひまわりや玉川大学など様々な機関での講師を経て現在は日本各地で、身体、声などを用いユニークで楽しい五感を使うワークショップを展開する。

上田假奈代(NPO法人ココルーム代表、詩人, 大阪市立大学都市研究プラザ)
1969年生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。1992年から全国でさまざまな人を対象に詩のワークショップや朗読活動を展開する。2003年新世界フェスティバルゲートでココルームをたちあげ「表現、自立、仕事、社会」をテーマに、分野を横断し社会的な問題にも取り組む。2008年1月から西成区山王でインフォッショップ・カフェ ココルームを運営。http://booksarch.exblog.jp/

遠藤哲夫(フリーライター、大衆食堂の詩人)
おれ、通称「エンテツ」。「大衆食堂の詩人」といわれる。1943年新潟県六日町(南魚沼市)生まれの田舎者。美食も粗食も贅沢も清貧もふみこえて、庶民の快食を追求。趣味、(元)登山、(現)貧乏生活。好物は味噌汁ぶっかけめし。世間では「フリーライター」といわれる不安定自由文筆労働者。埼玉県さいたま市見沼区在住。著書に『大衆食堂の研究』『汁かけめし快食學』など。http://homepage2.nifty.com/entetsu/

櫻田和也(大阪市立大学創造都市研究科博士課程、失業と芸術の社会学的研究)
NPO法人[remo]技術係。主な論文に「プレカリアート共謀ノート」『インパクション』151(インパクト出版会2006)、「プレカリアート:現代のプロレタリア階級」『共生社会研究』3(大阪市立大学共生社会研究会 2008)など。

SHINGO☆西成(Libra record / Libra West)
昭和の香りが色濃く残る大阪の労働者の街「西成」育ち。1996年活動開始。生まれ育った「西成」の現実を冷静な視点と自らの体験を通して表現する独自の世界観は聴く者の耳を確実に捉える。2007年、自身初となる待望のファーストアルバム「Sprout」リリース。本作は日本唯一のHIPHOP専門誌[THE SOURCE MAGAZINE JAPAN]では2007年のベストアーティスト部門一位に選出された。2008年4月にMSCのPRIMALと"鉄板BOYZ"なるユニットを結成し、混迷する飲食業界に熱々のコテを入れるべくSINGLE CD『鉄板BOYZ』をリリース。現在はセカンドアルバム製作中。http://nishinari.exblog.jp/

永橋為介(立命館大学産業社会学部准教授、コミュニティ・デザイン論)
1969年生まれ。1998年、京都大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、NPO法人コミュニティ・デザイン・センター副代表を経て2008年から現職。

成田圭祐(IRA)
1976年生まれ。国内外のカウンターカルチャー・社会運動から発信される情報、物、そして人が集まるインフォショップ「イレギュラー・リズム・アサイラム」を運営。ジン「EXPANSION OF LIFE」主宰。「アナキズム文献センター」運営委員。チラシ、ポスター、CDジャケットなどのデザインもよくするし、雑誌などに寄稿したりもときどきする。http://a.sanpal.co.jp/irregular/

原口剛(大阪市立大学都市研究プラザ/地理学、日本学術振興会特別研究員・神戸大学)
1976年千葉県生まれ、鹿児島育ち。2000年に大阪に移住して以降、釜ヶ崎の戦後史や野宿者の現状、都市論や社会・空間的排除論などについて研究をしている。2007年、大阪市立大学文学研究科博士課程修了、博士(文学)。論文に「「寄せ場」の生産過程における場所の構築と制度的実践」人文地理55(2),pp.121-143, 2003など。


主催
大阪市立大学都市研究プラザ/NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)


お問い合せ
NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
cocoroom@kanayo-net.com
tel.&fax.06-6636-1612

当日お問い合わせ
大阪市立大学都市研究プラザ tel.06-6605-2071

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December 10, 2008

『戦後日本スタディ-ズ(3) 80・90年代』

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拙稿、「グローバル化とパブリック・スペース」を寄せております表題の書籍が明日発売になります。

下に書誌情報をあげておきましたが、目次を見ればお分かりのとおり、まったくもってオールスターそろい踏みのような。
そんな方々が、「ポスト冷戦」とか「階層化」とか「オウム」とか「フェミニズム」とか「オタク」とか、とにかく大きな問題を論じている中で、なぜか僕がちまちまと上野公園を論じるという(笑)

あらためて目次を見るとちょっと羞恥プレイの匂いさえいたしますが、自分としてはわりと気にいっている原稿です--第一稿後提出後だいぶたって読み直してもあんまり恥ずかしくなく読めるというのは、珍しいですww--ので、この本を手に取った際には、ちょっと東京の片隅のお話にも目を向けていただけるとうれしいかな、と。
(自分でとったものも含む)写真や図版も多く、「国民公園」の来し方行く末が、わりとイメージしやすいようには書けているかなー


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戦後日本スタディ-ズ(3) 80・90年代

岩崎稔 上野千鶴子ほか編著
紀伊国屋書店 (2008/12 出版)

368P / A5判
ISBN: 9784314010535
価格: ¥2,520 (税込)

詳細
本シリーズは、「戦後」を問い直すための見取り図を提示するとともに、これまでこぼれ落ちてきた論点をアクチャルな問題として拾い上げ、戦後を、特に社会運動に力点をおいて総括しようとする野心的な試みである。

「ポスト冷戦と9・11のあいだ」 山下範久
「ネオリベラルな受動的革命の始動」 土佐弘之
「階層化社会の『私たち』」 佐藤俊樹
「『冷戦構造』と『五五年体制』崩壊後の日本社会」 小森陽一
「グローバル化する人権」 玄武岩
「『新しい戦争』と日本」 佐々木寛
「オウム事件と90年代」 遠藤知巳
「フェミニズムが獲得したもの/しそこなったもの」 斎藤美奈子
「グローバル化とパブリック・スペース」 五十嵐泰正
「ピースボートの25年」 櫛渕万里
「『おたく』という文化圏の成立」 森川嘉一郎
「ポストバブル文化論」 原宏之
■インタビュー
 辻井喬「爛熟消費社会とセゾン文化」
 三浦雅士「現代思想の時代」
■ガイドマップ80・90年代
 北田暁大×小森陽一×成田龍一
■年表(図版付) 道場親信

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November 28, 2008

『オルタ』2008年11・12月号 「特集 労働開国?─移民・外国人労働者・フリーター」

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ちょっと遅れてた上記雑誌が出ましたね
まだ手にとってはいないですが。

NPOの出している雑誌なのですが、1月に寄稿した記事にはウェブ上で結構反響があり、うれしかったです。

もう少し、書店で手に入りやすいといいんだけどね・・・
まあ、前号の1995年特集も各種書評欄にもよく取り上げられてますし、編集の方がこのペースでがんばり続けてくれれば、そうなる日も近いでしょう♪

今回の特集では、自分は鼎談に参加させていただいていますが、それ以外にも、企画の段階からいろいろ参加させていただき、よい経験になりました。
介護労働は安里さん、ドバイは福田さん、愛知の団地は松宮さん、フランス暴動は昼間さん、それから、ななころびやおきさんと、書くべき人が書いてくださっているんで、なかなか読み応えのある特集になっていると思います。大連のコールセンターや神奈川シティユニオンの記事もあります。
というか、雑誌で企画にも絡ませてさせていただくと、当たり前ですが、自分が読みたい文章が最初から最後まで並ぶので、本当に発刊が楽しみなんですね(笑) 変な喩えですが、「自分の結婚式は結構楽しい」というのを思い出しましたww

僕の参加していた鼎談はというと、結構散漫になってしまって編集部にはご迷惑をかけたはずなんですが、その後シャープな編集を入れてくださって、かなりいいものになりました。

自分なりには、今回は結構踏み込みましたね。
この問題は、リベラル系・左派系の論者にとって、今後最大の「踏み絵」になっていくことは確実なので、問題をちょっと論争的に整理するのと、立ち位置を明確にすることが何より必要だと思ったんです。
で、heart banckの寒空の下で、乱暴な方向に乱暴な方向にと、携帯で微修正を入れていたのです(笑)
kamome kamomeの爆音が影響した可能性は否定できません(笑)

そんなわけで、ちょっと手に入りにくいですが、ネット注文等でぜひご一読いただけるとうれしいです。

以下、特集のみですが目次の転載です。

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特集 労働開国?
─移民・外国人労働者・フリーター

ここにきて、外国人労働者や移民受入れへ向けた動きが活発化している。6月に自民党のプロジェクトチームが1000万人の移民受入れ提言を首相に提出。去る10月には経団連が、やはり受入れへの転換を強く促す政策文書を発表した。ともに人権尊重と民族の平等など「多民族」「多文化」共生を掲げながら、タブーとされてきた外国人労働者の導入を強く主張している。

いよいよ本格化する少子高齢化、労働力人口の減少を控え、もはや国籍に関係なく日本経済/社会に資する人材の優遇へと舵を切ったかのように見える。こうした形での受入れにどう対峙すべきなのか。あるいは研修生問題や非正規滞在者排除など、いまここの外国人問題は、「格差」「貧困」の議論といかなる関係にあったのか。グローバリズムとナショナリズムの交差する場から、新自由主義体制下の“多文化”や“平等”を考える。

討議 五十嵐泰正×塩原良和×宣 元錫

介護「開国元年」─導入の背景と課題 安里和晃(移住労働研究)

日本型外国人政策の敗北─ニューカマー20年の経験から ななころびやおき(弁護士)

それは「問題」ではないかもしれない─外国籍住民が集住する団地から 松宮 朝(社会学)

郊外暴動から全国的な運動へ フランス 昼間 賢(フランス文学)

外国人労働者問題?─神奈川シティユニオンの取り組みから 大月啓介(ジャーナリスト)

「夢の国」ドバイの移住労働者 福田友子(移民研究、国際社会学)

ミドルクラス化する多文化主義─新自由主義体制下の移民政策を考える 渋谷 望(社会学)

「03のまま」つながる大連のコールセンター 編集部

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October 01, 2008

もはやこのブログに1mmの告知効果もあるとは思いませんが(苦笑)・・・音街かしわ2008

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今年もこの季節! 「音街かしわ2008」

なんとな~く、というか完全にというか、仕事が手につきません(笑)
メジャーから地元密着アーティストまで、去年よりパワーアップした布陣でお送りする柏の秋の大イベントです。

で、今年の特徴はですね、以前も書いたことのある「かしわジモトProject」という、柏のNPOをネットワーキングする事業もここにくっつけてしまったんですね。
野外フェスによくあるNPO村みたいなイメージで、各団体がブースを出して、パフォーマンスをしたり、活動を紹介したり、模擬店を出したり。
結果として、より老若男女が丸一日楽しめるスペースになっていますので、柏市近辺の方はぜひ!

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◆音街かしわ野外ライブ2008 ◆

“音楽の街、かしわ”から飛び出すミュージシャン、 柏に縁あるミュージシャンを迎えて行う野外音楽祭を今年も開催!

今年は各種飲食ブースも拡充し、1日音楽を楽しめる野外スペースです。
柏駅西口より無料直行バス(行きのみ)も運行しますので 是非ご来場下さい!!

【日時】2008年10月 5 日(日) START 12:30

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【会場】大堀川防災レクリエーション公園

*国道6,16号呼塚交差点そば、柏駅西口より徒歩10分
*柏駅西口より無料直行バスあり(行きのみ11:00〜15:00)

【出演】

・サンプラザ中野くんwithファンキー末吉,バーベQ和佐田,田川ヒロアキ
・松本英子 Support今井千尋
・Short Leg Summer
・kamome kamome
・the SHUWA
・MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO
・RAVE
・reMONAIZATION/ MYUSIN
・手賀沼ジュン
・What’s up?

・MC:岡田亜紀

・+DJテント (presented by waRter http://www.warter.biz/)

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※ 出演ミュージシャンプロフ等詳細は、http://www.streetbreakers.org/ ※


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◆かしわジモトProject 「パフォーマンス・ガーデン」◆

「おいしいかしわ餅を作ろう!」を合言葉に、アートに関わる柏の市民団体がゆるやかに手をとりあってきた かしわジモトProject も、はや折り返し地点。
これまでの活動を振り返り、今後予定されているイベントを紹介するために、柏の秋の新・風物詩「音街かしわ野外ライブ」と合体しました!
各団体は、それぞれの活動を、個性あふれる楽しいパフォーマンスで表現します。

一般参加型の各種アート制作はもちろん、飲食ブースや子どものゲームコーナーも盛りだくさんで、どなたでも楽しめるガーデン広場になることうけあいです。
さあ、ご家族・お友達つれだって、柏ゆかりのミュージシャンの熱演が響く、大堀川のパフォーマンス・ガーデンへ、爽やかな秋風に吹かれにきませんか♪

やきとり、ビール、焼きそば、クレープ、コリントゲーム、フラワーポット制作、凧制作、ライブペインティングなどなどこのほかにもイベント盛りたくさん!ぜひご来場ください。

■豪華賞品があたる抽選会!

各団体ブースをまわる「スタンプラリー」 と 添付のアンケートに答えていただくと先着500名様にもれなく「おいしい かしわ餅」1個プレゼント。さらに抽選で豪華賞品があたる抽選会を開催!

■会場へのアクセス

会場には駐車場がございません。JR柏駅西口からの無料会場行きバスをご利用になるか、公共交通機関をご利用ください

※ 出店NPOの詳細等は、http://kashiwa-jimoto.net/ ※

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May 26, 2008

「ババ抜きゲーム」は続くのか?――国内第三世界化と外国人労働者

08年度上半期に手がけた仕事紹介、強化週間です(笑)

もうずいぶん前になってしまうのですが、1月末に『月刊オルタ』にて小文を書かせて頂きました。
お声をかけて下さった編集者のHさん、ありがとうございました。

「デッドエンドジョブ」を外国人労働者「導入」の視点から捉えなおし、その先に何がありそうかをちょこっと考えてみた的な文章です。短い紙幅でしたし、少し強引に図式化しすぎたきらいはありますが(特に戦後ヨーロッパや台湾の話はこんな単純に語るべきではなかったかもしれないけど)、なにがしかの議論のきっかけになればと思って書きました。

このページで全文公開されているので、ご覧になって頂ければ幸いです。


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May 22, 2008

今年はこの仕事でいっぱいいっぱい(笑)

本当なら業務&イベント告知用に絞ってさえもっと書き込むことがあったはずなのですが(割と仕事をしている自分;;)、忙しさにかまけてずっとごぶさたでした。
これから何回か、集中的に書き込んでいきたいと思います。

地元つながりの人はもう知ってらっしゃる方も多いと思うのですが、今年はちょっとこれ、「千葉県地域活性化プラットフォーム事業・柏」に勝負かけてます。

えーと、説明するのがちょっと面倒くさいのですが、ひじょーに簡単に言うと、千葉県の予算が柏に降ってきて、それを柏で何らかの<アート>に絡んでる団体に分配助成し、ネットワーキングする。そのネットワーキング業務等の今年度分の一切を、僕が関わってきたストリートブレイカーズがコーディネイターとして受注したというものです。

かしわジモトProject

アートというお題は昨年度以来決まっているものなのですが、今年はこの<アート>を広く取り(個人的にはセルトーのいう技芸のイメージ)、福祉や環境など一件関係なさそうな団体も含め、何らか絡める可能性があるところには広く助成金への応募を呼びかけているところです。

その皮切りとなるキックオフフォーラムというのが、あさっての土曜日(24日)の午後に、柏の葉キャンパス駅前のUDCKにて開かれます。
これは!と思った方々がみなさん快くパネリストを引き受けてくださり、すごく面白いケミストリーが生まれそうなラインナップとなりました。本当にご協力感謝です!
お近くの方はぜひ遊びに来てください☆
そして、柏市内で何かしらアートに絡めそうな企画をお持ちの方、上記サイトで募集要項をチェック、用紙をDLしてぜひぜひ応募をご検討ください! 応募締め切りは6月13日までですのでまだ余裕ありますよん。

(ウェブページにも掲載されている下の恥ずかしい文章は、僕がすっげー短時間で書いたもの・・・各方面のみなさま突っ込みはご勘弁を・・・)


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千葉県地域活性化プラットフォーム事業・柏
「アート(芸術文化)がつなぐまちづくり」

平成20年度「かしわジモトProject」はじまるよ!

このプロジェクトは、柏で何らかの<アート>にかかわる活動を行う団体を助成し、<アート>を切り口にさまざまな市民活動のネットワークを作ろうという千葉県の事業です。
<アート>? といっても難しく考える必要はありません。演劇、お祭り、伝統芸能に柏駅前で盛り上がるストリート・カルチャー。商店街や子ども会、町内会を盛り上げてきた文化イベント。見過ごしていた地域の歴史や記憶を再発見する写真展。環境や福祉、地域課題の取り組みにちょっとした潤いとヒントを与えるオシャレな試み…、これらの活動に対し最大50万円の活動費が助成されます。

このプロジェクトでは、柏をかけがえのないジモトとして愛するきっかけになるすべてのクリエイティブな活動を<アート>と考えています。
この 「かしわ ジモトProject」 は、 いわばかしわ餅を大きく包み込む柏の葉っぱ。 お餅をあんこを、ゆるやかに、でもしっかりと繋ぎます。
そしてコシあん、粒あん、味噌あん。かしわ餅の中身にいろいろあるように、 柏の葉っぱにどんな<アート>を詰め込むかは、 柏市民のみなさま次第。さあ、みなさんの団体の <アート>=あんこで、おいしいかしわ餅を作ってみませんか?

5月24日13時より、応募説明会を兼ねたシンポジウム&パーティをUDCK(柏の葉キャンパス駅前)にて行います。シンポジウムでは、福岡・群馬・千葉などで、地域に密着したアートプロジェクトを仕掛け、ストリートダンスにハマる若者たちを追いかけてきたアーティストや研究者を招聘。昨年度の本事業に参加した団体をパネリストに加えて、各地での取り組みの経験と柏での実践を交差させるパネルディスカッションは、「かしわ ジモトProject」に応募を考えているみなさまにとって、大きな参考になることでしょう。シンポジウムと説明会のあとは、かしわ餅が主役のガーデンパーティ!(参加費300円) 
いろんな疑問点はここで解消し、早速の他団体との交流を楽しんでください☆

□キックオフフォーラム スケジュール

12:45~オープニングパフォーマンス

13:20~シンポジウム
■ 講演者
 毛利嘉孝氏・東京藝術大学准教授(文化研究)、白川昌生氏・現代美術家、
 新谷周平氏・千葉大学准教授(教育社会学)

パネルディスカッション
「アート(芸術文化)がつなぐまちづくり」
※昨年度の事例(かしわ市民劇団CoTiK、ストリートブレイカーズ)などもご紹介


16:00~ 千葉県地域活性化プラットフォーム事業・柏 
     募集要項説明

16:30~ ガーデン「かしわ餅」パーティ
     (参加費¥300)

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October 20, 2007

ラスト・コール

Photo
ここ数年関わっている柏のまちづくり団体の主催で、下記のライブイベントが明日柏で開催されます!
リアルで僕を知っている方は既にいろいろ宣伝されてるでしょうけどね(笑)

なんとか天気も持ちそうですしね、広々した会場ですからピクニック気分でいらしていただければ! ピクニック気分のお供というには豪華すぎるアーティストですよん♪
サンプラさんや奥華子さん(「テ○コひかりに決めたのは~♪」)はもちろんですが、ナオト・インティライミって、一度見たら忘れられないステージになりますよ!

関東東部にお住まいで明日休日をもてあましてしまいそうな方は、ぜひ!

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●音FESかしわ 2007
柏エリアから飛び出したミュージシャン達の源流を探るとともに、アーカイブ的野外ライブの開催。
日 時:
10月21日(日)12:00~16:00
場 所:
大堀川防災レクリエーション公園
※駐車場がありませんので公共交通機関をご利用ください。
柏駅西口から徒歩1.7Km
(約20分)→Mapion
柏駅西口から東武バス 若柴循環
「呼塚交差点」下車 徒歩3分

出演
■メインステージ
サンプラザ中野
サンプラザ中野 BAND
ゲスト:パッパラー河合/
奥華子/RAVE/Hiza:ki/ナオト・インティライミ
■サブステージ
クンクンニコニコ共和国/reMONAIZATION/TOMOFUMIN
...and more!
入場料:無料

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October 16, 2007

CSF10月例会「『コンビニ』の現在」のお知らせ

一応告知用のみに使っているこのブログ、更新がないということは何も仕事をしていない!ということでは必ずしもあったりなかったり・・・
実は先々週、地元の柏にて北田暁大さんと僕とで「柏から考える」なるベタなタイトルの対談をやったんですけどね、地元のまちづくり団体での企画でキャパも限られていたので一般への告知はいたしませんでした。
当日の議論の一部は、こちらでまとめてくださっていますので、ご関心のある方は参照していただけますと幸いです。 柏初上陸―「柏から考える」の感想
かなり興味深い形で議論がかみ合ったと自分としては思っていますので、何らかの形で生かしていきたいですね、今後。

で、今月末には、CSFの10月例会という形で、以下のような「コンビニ!」ワークショップをいたします。(五十嵐は、司会・コーディネイトを努めさせていただきます)
こちらは公開ですので、(万が一こんなブログをまだご覧になっている方がいれば)ぜひぜひいらしてください~♪

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CSF10月例会 「コンビニ」の現在

さまざまな角度からコンビニエンスストアの現在を検討するご論考を発表されてきた田中大介さんと新雅史さんという気鋭のおふたりを報告者に迎え、ご自身のコンビニバイト経験も豊富な原口剛さんにコメンテーターをお願いしています。
コンビニという非常に現代的な場に関して、消費/空間/セキュリティ/ネットワーク/労働/経営/都市下層と、多様なアプローチからの議論が展開される、とても刺激的な例会となることでしょう。

なお、今回の発表者があげていらっしゃる参考文献のうちいくつかは、すでにネット上で閲覧することが可能です。当日の議論を実りあるものにするためにも、できるだけご一読いただけますと幸いです。


日時:10月28日(日)16:00~
   (3時間程度を予定、終了後懇親会あり)

場所:武蔵大学7号館3階社会学部実習室2(7308教室)
(http://www.musashi.ac.jp/modules/annai_kouhou/index.php?content_id=9)


第1報告 田中大介(筑波大学大学院博士特別研究員、都市社会学)

「日本社会と〈私〉をつなぐコンビニ――情報型資本主義と消費ネットワーク――」

ひとの目を気にせず、ふらっと立ち寄り、何を買うでもなくふらっと出て行ける気楽な〈私〉が離合集散する場所。コンビニは、こうした無数の〈私〉が〈私〉であることを可能にする高度に情報管理化したネットワークとして遍在している。本報告では、コンビニという装置と〈私〉の快楽が接続する構造を解きほぐすことによって、ナショナリズムとも言い難い、だらしなくも精妙な日本社会の一断面を記述したい。とりわけコンビニ(とそこにあつまる〈私〉)が、中心としてのアメリカの消費様式と周縁としての(日本を含む)アジアの非正規雇用という二つの「外部」をやんわりと内部化することによって成立した「日本的ネットワーク」であることが問題になるだろう。

参考文献:田中大介 2007 「CVSの『セーフティステーション化』の論理――2000年代における消費空間の管理社会的変容――」『社会学ジャーナル』第32号筑波大学社会学研究室


第2報告 新雅史(東京大学大学院、労働社会学/スポーツ社会学)

「コンビニの歴史社会学――自生的秩序と計画の観点から――」

コンビニが登場して約30年ほど経つが、その初期的発展を支えたのは、酒屋・米屋といった零細小売業者の存在であった。この歴史的経緯は、今にいたるまで、以下の点でコンビニの存在を規定している。①それまでの家業的経営が「夫婦による近代的経営」と翻訳されることによってコンビニの24時間365日営業が正当化された。②数少ない規制商品を販売していた際は消費者ニーズを先取りすることが可能であったが、コンビニの長時間営業と多品種販売はそうした以前の「専門性」を削り落としてしまった。オーナーの「専門性」は人のマネジメントに位置づけられる一方で、商品発注は「消費者=素人=不安定就労者」のアドホックな欲望が反映されることになった。当日は、コンビニの出自を零細小売という存在からまなざしつつ、都市空間における「自生的秩序と計画」の問題を歴史的な視点から考察することをこころみたい。

参考文献:新雅史(2005)「労働をとりまく新しい合理性」『書評ソシオロゴス』1
(http://www.l.u-tokyo.ac.jp/%7Eslogos/review/review0105arata.pdf)
新雅史(2006)「消費と労働による「自己実現」の果てに」『論座』2006年10月号
(http://opendoors.asahi.com/ronza/story/200610_1.shtml)
新雅史(2007)「被差別部落の酒屋がコンビニに変わるまで」遠藤薫編『グローバリゼーションと文化変容』、世界思想社


コメンテーター 原口剛(大阪市立大学COE研究員、都市社会地理学)

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